「世界おねしょデー」とは!?
世界には「おねしょ(夜尿症)」で悩む子どもと親がたくさんいます。
「おねしょは恥ずかしいこと」「親の教育の問題」などという誤った考え方のために、なかなか医療機関に相談できない人も多いです。
誰にも相談できずに夜尿症に悩んでいる人々が、できる限り早くその悩みから解放されるよう、啓発の意味を込めて2015年10月17日、 「世界おねしょ(夜尿症)デー」が制定されました。
2017年には、5月30日に世界各地で疾患の啓発を目的としたイベントが行われました。
おしっこが出来るようになるプロセスとは?
生後間もない赤ちゃんは、身体が未発達なため、24時間好きなときにおしっこをします。
これが、2~3歳になると、膀胱も発達していき、「尿意」を感じて自分でおしっこが出せるようになり、4~5歳までに排尿機能は整うので、夜に尿意を感じても意識的に朝までおしっこを我慢できるようになり、おねしょもなくなっていきます。
しかし、排尿に関わる器官の成長が遅れたり、器官の働きに異常があったりすると、おねしょが長引く場合があるのです。